令和3年9月22日、本庄市議会第3回定例会が開催され、新しい議案が数多く上程された。
今回の会議では、特に17号バイパス及び幹線道路整備対策特別委員長の報告が注目を集めた。委員長の林 富司議員は、国道17号バイパス早期整備の必要性を強調した。新型コロナウイルス感染症の影響に伴う要望活動をウィルスの感染防止の観点から郵送で実施したとの報告も行われた。また、今後も要望書を国に届け、必要な予算の確保を求め続けると述べた。
次に、交通政策及び観光政策特別委員長の早野 清議員が報告に立った。早野議員は、鉄道の利用者数の減少を踏まえ、本庄駅の利便性向上を求める要望書を提出したことを説明した。議員は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、郵送での要望活動に変更した背景を明かし、今後の調査研究の必要性も指摘した。
加えて、市長提出の議案については、第46号議案と第47号議案の採決が行われ、全会一致で可決される結果となった。両議案とも年度内の予算に関わるもので、市の財政運営に重要な影響を与える。
また、決算特別委員会の設置も採決され、19名の委員が選任された。これにより、決算認定に関するさらなる審議が期待される。
閉会の際には、市長の吉田 信解市長が感謝の意を表明した。これに対し、議員たちも出席した議場から気を引き締めて市民の期待に応える重要性を確認した。