令和3年8月26日に、本庄市議会第3回定例会が開催された。
本定例会では、議会運営委員会の委員長である早野清氏が、会期を8月26日から9月22日までの28日間と決定したことを報告した。
「本日から9月22日までの28日間の会期で進めていく。皆様のご理解と協力をお願いする。」と述べた。
また、広瀬伸一議長が会期決定に対する異議の有無を確認し、「異議なし」との返答を受けて会期を正式に決定した。
続いて市長から、合計17件にのぼる市長提出議案の報告が行われた。
吉田信解市長は、「条例の一部改正が6件、財産取得が1件、人事案件、埼玉県都市競艇組合規約の変更、令和3年度予算の補正がそれぞれ1件、さらに合計17件を提案した。」と強調した。
提案された詳細な内容については、今井和也副市長が説明した。
「第45号議案では、従来の目的に加え、マイナンバーカードの再交付手数料を廃止し、デジタル社会形成に寄与する改正がある。」と述べた。
また、教育・保育施設に関する規定の見直しや、家庭的保育事業にかかわる基準の改正についても言及し、「特定の個人を識別する基準に対する整備を進めていく。」と意義を示した。
特に財産の取得については、2,118万円を投じて、大型モニターとディスプレイスタンドなどの充実を図る計画が、地域の情報発信の強化に寄与する期待がある。
議案の内容は、詳細な資料として配布されており、出席議員は適宜確認ができる体制となっている。
会議全体の流れを見ながら、今後の審議が円滑に行われることが期待される。