令和2年9月18日、本庄市議会において第3回定例会が開催された。
今議会では、17号バイパス及び幹線道路整備対策特別委員長の報告が行われた。特別委員長の林富司議員は、現地視察を通じて17号バイパスの進捗状況を確認したと述べ、この進展が市内の交通渋滞緩和に寄与することを期待していると報告した。さらに、本特別委員会は全会一致で閉会中の継続審査を決定した。
続いて、市長提出議案に対する討論が行われた。総務委員長の高橋和美議員は、第77号議案の内容について説明し、取得される財産の効果や予算の見積もりに関する質疑がなされた。高橋議員は、予算が当初計上額の半額以下であった理由を、他社からの見積もりに基づいていると強調した。議会の意見を受け、議案は原案通り可決されることとなった。
建設産業常任委員会の報告では、第76号から第85号までの複数の議案が審査され、各議案は原案通り可決された。特に第78号議案では、産業廃棄物撤去に係る和解金額が高額となったことに対し、議会側から厳しい意見もあったが、最終的には全会一致で可決された。
今回の議会では、決算特別委員会の設置が決定された。決算特別委員会では、これまでの決算についての詳細な審査が行われ、委員長に岩崎信裕議員が選任された。委員会での審査を経て、各種議案の認定が進められることになる。
最後に、市長の吉田信解氏があいさつに立ち、議会への感謝と共に、今後の市政運営についての意欲を示した。会議は午後4時37分に閉会された。
今後、新型コロナウイルス感染症の影響についても議題となることが予想され、市民の生活や経済への影響を踏まえてさまざまな施策が検討されることが期待される。