令和2年6月5日、今年度本庄市議会第2回定例会が開会された。
議会では、会期の決定が行われ、26日間の会期が設定されたことが強調された。議会運営委員長の早野 清議員からの報告により、会期は本日から6月30日までとなる。
また、諸報告として市長及び各部長から提出された報告が行われ、新型コロナウイルス感染症への対策状況についても説明があった。特に、介護保険や市民生活に関連する議案が今期に多く上程されることが予想される。
市長提出の議案は、第43号から第71号までと多岐にわたる。中でも、第47号議案では新型コロナウイルス感染者に対する傷病手当金支給についての改正が提案され、市民の生命を守るための具体的な施策が述べられている。市長は、「感染拡大防止の観点から、必要な支援を行っていく必要がある」と述べ、議場内に緊張感が走った。
第66号及び第67号議案では、コロナ対策費用が専決処分されたことに対する承認を求める内容が説明された。経済の状況や市民の暮らしに密接に関連する予算案であるため、議会からの厳重な質疑が予想される。今井 和也副市長は、「早急な対応が求められる現状を反映したもの」と強調した。
議会の進行中、町田 美津子議員からは次回日程報告に対して意見が上がったが、却下され、予定通り6月6日から8日まで本会議が休会となることが決定した。議長は、「次回の質疑応答に備えて準備を進めてほしい」と促し、本日の会議は散会となった。