令和元年12月20日に本庄市議会の第4回定例会が開催された。
この会議では、市民からの質問が相次いだ。特に成人式の対象年齢については、次年度から成年年齢が引き下げられることに伴い、18歳とするのか、19歳や20歳とするのか市民の意見が強く求められている。また、過去の成人式には多くの市民が参加し、特に20歳での式典参加が多くの支持を得ている事実がある。
市ではこの状況を真摯に受け止めており、成人の祝い式典は多くの市民が参加できることが理想とされ、特に受験シーズンと重なってしまう18歳では難しいとの意見が強い。一方で、18歳が成人であることを支持する意見もあり、アンケート結果も考慮しながら最終的な判断に向けた議論を進める必要がある。
さらに、防災対策として、地域のニーズや意見を反映した成人式の運営を行うため、市民参加型の意見募集を行うことが望まれる。教育委員会は、年齢引き下げに関する情報を収集し、成人式の方針を決定する過程を透明にすることが重要であると認識している。
また、議会では市内小学校体育館の利用状況も語られた。市の体育館は活動が多く、特に卒業式前後から春休みまでの期間には利用できないという問題点も挙げられた。この時期の活動が封じられることから、釘を取る意見も多かった。
さらに、災害ボランティアセンターの設立が求められており、特に台風等の災害時には市民からの支援を受け入れる体制を整える必要があるとの意見が強調された。担当部長は、地域の皆様と協力し、ボランティアの環境を整える必要性を強調した。