令和4年6月29日に、本庄市議会第2回定例会が開催された。
この会議では、各特別委員会の報告と市長提出の議案が審議された。特に、17号バイパス及び幹線道路整備対策特別委員会の報告は重要な内容であった。委員長の小林猛議員は、現地視察を行い、整備状況を確認した結果を報告した。
具体的には、市道1305号線箱型函渠や調整池の整備状況、県道花園本庄線、都市計画道路に関する確認がなされた。小林議員は、「現状について理解が深まった」と述べ、継続審査の必要性を強調した。
次に、交通政策及び観光政策特別委員会の報告が行われた。委員長の広瀬伸一議員は、JR東日本高崎支社を訪問し、要望活動の概要を説明した。要望事項には、JR高崎線の延伸、運行時間の拡大、本庄駅と本庄早稲田駅への停車本数を増加させることが含まれている。広瀬議員は、コロナ禍におけるJR東日本グループの経営状況についても言及し、引き続き調査研究を続ける意向を示した。
市長提出の議案に関しても討論が行われ、第38号議案から第49号議案までの審査があり、全て可決された。特に第41号議案とは、工事請負業者が電力変更手続きを怠った件に関する和解である。この点については、清水静子議員からの質疑が行われ、契約履行についての説明があった。
最後に、吉田信解市長は議会の成果に感謝の意を表し、「市民の期待に応える市政に邁進する」と誓った。会議は10時20分に閉会した。