令和2年8月28日、本庄市議会第3回定例会が開かれた。
議題には市長提出議案について質疑が行われた。議事は、第76号議案から第85号議案までの質疑を中心に進められた。特に、第76号議案に関する質疑では、堀口伊代子議員が県営土地改良事業負担金に関して質問した。具体的な免除条件について確認し、経済環境部長の韮塚亮氏が道路等公共事業による買収や災害による農地使用不可能について説明した。
次に第77号議案では、冨田雅寿議員がハンドル式移動ラックの取得について質疑を行った。費用と品質についての質問に対し、総務部長の駒澤明氏は、対象が高額になる理由や業者選定の経緯について詳しく述べた。これにより、一般の事業者が優先される仕組みがあることが示された。
第78号議案では、内田英亮議員が、児玉南土地区画整理事業にまつわる廃棄物問題に関係した質疑を行った。市有地に残された廃棄物により、多大な税金投入の見込みについて懸念が示された。都市整備部長の浜谷恒平氏は、過去の資料作成に不備があったことを認め、今後の対応策を講じる意向を示した。
また、第79号議案の市道廃止に関して、町田美津子議員はその背景や目的について詳細説明を求めた。この議案は、産業団地開発にあたる工場の進出に関連し、その周辺の開発計画が重要視されている。
休憩を挟んだ後、第81号議案及び82号議案についても質疑が交わされた。介護保険特別会計の補正予算では、補助金の対象実績に対する報告も行われ、今後の影響についての心配が語られた。特に、介護の支援業務の重要性が強調されている。
最後に、全議題の質疑が終了したことが報告され、次回の日程が確認された。次回の本会議は9月14日に行われる予定である。