令和4年7月22日、本庄市議会第2回臨時会が開催されました。
本臨時会では、4件の諸報告と2件の市長提出議案が上程され、議論が行われました。吉田信解市長は、議員に感謝の意を表しつつ、市政の課題について審議していくことの重要性を強調しました。
本会議の第50号議案では、本庄市監査委員の選任が提案され、早野清議員が市議会の同意を求める形で議案説明を行いました。議案に対する質疑はなく、議論を経て全会一致で同意されました。このように議会内で透明性が重視される形で進められたことが注目されます。
続いて、市長が提案した第51号および第52号議案は、令和4年度補正予算に関するものでした。特に、物価高騰や原油価格の影響による市民の生活支援など、緊急的な施策が打ち出されました。具体的には、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を用いて、経済的負担を減らすための水道料金基本料金の免除決定が重要なポイントとなりました。
議員からの質疑も多く上がり、特に水道料金減免策における市民生活への影響や、予算計上の必要性についての議論が活発に行われました。質疑において、内田英亮議員が水道料金軽減策について質問し、市の担当者は、経済的見通しや水道事業の採算性について答弁しました。市は、今回の減免が水道事業への影響はないとの見解を示しました。また、対象となる家庭や事業者の契約件数についても言及され、実施の詳細が明らかになりました。
その後、第51号および第52号の両議案は討論の後、いずれも賛成をもって可決され、議会として十分な意味と責任を持った決議がなされたと言えるでしょう。市長からは、全体として見通しが立った運営に対する感謝の意が述べられました。
この日の会議では、今後の市政運営のための多くの重要事項が決定され、市民の生活支援に向けた具体的な施策が前向きに進行することが期待されます。また、今後も引き続き市民に寄り添った施策を推進していく姿勢が見られました。市長の挨拶をもって、会議は閉会され、各議員は市民生活の向上に向け、引き続き努力していくことを誓ったようです。