令和4年8月25日、本庄市議会第3回定例会が開会した。
本定例会では、会期の決定のほか、市長から提案された議案が報告された。
議長である冨田雅寿氏は、開会を宣言後、日程の報告を行った。
総定例会は28日間と設定され、本日から9月21日までの開催が確認された。
市長の吉田信解氏は、本定例会において提出した議案について提案理由を述べた。
「条例の一部改正や補正予算を通じて、地域の課題解決につなげる意向です」と市長は強調した。
提案された議案は合計14件に上り、詳細な内容が説明された。
特に注目すべきは第62号議案で、令和4年度本庄市一般会計補正予算が含まれ、歳出総額が309億4,470万8,000円に達する見込みである。
市長の説明によると、具体的には「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金の申請期限延長に伴う追加や、福祉関連の予算改善が必要とされています」と述べた。
また、第54号議案として、本庄市職員の定年に関する条例の改正が提案されたことにも注目が集まった。
「定年を引き上げ、長く働ける環境整備を進めています」と高橋和美議会運営委員長が説明した。
さらに、性別にかかわらず育児休暇の取得の促進を目的とする多様な施策が織り込まれた。
これらの議案は、地域住民に直結する重要なものであり、今後の質疑及び常任委員会への付託が重要視されている。
次回の日程は、8月29日の午前10時から開かれることが報告された。
議会は活発な議論の場となり、引き続き地域の発展に寄与したい意欲が表明されている。