令和3年第1回富士見市議会臨時会が4月13日に開会した。
主な議題には議長と副議長の選挙が含まれる。議長選挙では、斉藤隆浩議員が20票を獲得し当選した。彼は、議会の円滑な運営と活性を目指すと述べた。また、副議長には今成優太議員が21票を集め当選した。今成議員は、議長を支えることを誓った。
この臨時会では、議席や会期の指定も行われた。仮議席は現在の席に指定され、臨時会の会期は本日の1日間と決定された。議長の諸報告として、出席説明員の紹介と、令和2年分の監査結果報告が行われた。各議員からの質疑も交えつつ、基金や予算についても説明が続いた。
さらに、議案内容説明では2021年度の一般会計補正予算が提案され、令和3年度のさまざまな経済支援に関連する事項が述べられた。この補正予算は、特に新型コロナウイルスの影響を受けた家庭への支援を重視している。特に、ひとり親世帯支援金が新たに設けられること、そしてその支給基準や対象者の周知方法についても議論された。
市長の星野光弘氏は、議長と副議長の当選を祝福するとともに、ワクチン接種の進展やオリンピック開催についても言及した。キャンペーンへの期待と市制50周年に向けた発展への意欲を示した。その中で、全庁一丸となって一層の感染症対策に取り組む方針を強調した。
この臨時会の結論として、議案第39号は全員一致で可決され、委員会への付託を省略することも決定された。おおむねスムーズな運営にて、臨時会は閉会に至った。