令和2年第4回富士見市議会定例会が、11月24日午前9時30分に開会した。
議会運営委員会委員長の関野兼太郎氏が、議会運営委員会の報告を行った。
同委員会では、定例会の運営について協議し、市長から提出された議案が22件であることを確認した。
特に、議案91号と92号では、議員報酬及び市長、副市長の給与等の改正が提案され、その後の全国的な流れに沿ったものと説明された。
また、議会運営に関する確認事項として、今後の市政一般質問の日程も確認された。
市政一般質問は11月30日から12月4日までの5日間にわたって実施され、質問者は19名が通告を行った。
実施方法について、感染症対策が求められる中、質問は午前9時30分から行われる旨が確認された。
続いて、富士見市第6次基本構想とその第1期基本計画について、星野光弘市長から提案理由が説明された。
この計画では、「理想の未来」として、自らの生活をよりよくするための視点が提示されている。
特に「暮らし・つながり・生活環境」の3つの要素を重視し、持続可能な地域社会の確立を目指す意向が強調された。
更に、議案の一環として市民サービスを向上させるため、職員の給与や手当についても見直しが行われることが示された。
委員会における審議の結果、教育に関する条例の改正など、議案46件についても確認を進めることになった。
議長の篠田剛氏は、議案の内容を簡潔に告知し、次回定例会の準備も進めていく必要がある旨を述べた。
今後の全体日程には開会日が含まれ、定例会では議案が委員会へ付託される予定である。