令和元年12月3日、富士見市にて建設環境分科会が開催された。
今回の会議では、令和元年度一般会計の補正予算が中心議題となり、
複数の土地区画整理事業に関する補正予算も審査された。
まず、議案第98号として審査された一般会計補正予算では、
寺田玲副分科会長が道路修繕事業について質疑を行った。
直面している問題に対し、森田善廣建設部副部長は、
木染橋耐震補強工事の第3期工事が台風等の影響で繰延べとなった理由を説明した。
台風による悪天候が影響したため、
受注者が台風対策に追われたことが工期遅延の要因とのことだ。
さらに、寺田副分科会長は、工期の延長が市民に与える影響を確認し、
森田副部長は「直接影響はない」との見解を示した。
また、工期延長の周知方法についても問い合わせがあり、
現場看板を用いた周知を予定している旨が伝えられた。
次に、議案第101号として鶴瀬駅西口の土地区画整理事業に関する補正予算が議題に上がり、
業務の人事異動について寺田副分科会長が質問した。
平澤謙一鶴瀬駅西口整備事務所長は、
補正予算には体制の変化はないと回答し、業務が引き続き行われることが確認された。
続いて、議案第102号として鶴瀬駅東口に関する補正予算が審査された。
こちらも寺田副分科会長から体制の変更について疑問が呈され、
小林愼一鶴瀬駅東口整備事務所長は、
体制の維持や引き継ぎが行われている旨を述べる。
会議は約10分間の質疑を経て、
全ての議案の質疑が終了し、採決については後日に委ねられた。
全体として、本分科会では重要な補正予算が数件取り上げられ、
議案に対する適切な審査が行われると共に、
各議案に関連する影響についても十分な確認がなされた形となった。