令和4年3月3日、富士見市の建設環境分科会が開催され、様々な議案が審査された。
出席者は、加賀奈々恵分科会長や小川匠副分科会長を含む7名の委員と、多くの説明員が出席。議題には、令和3年度の一般会計補正予算から、都市計画事業の予算など、多岐にわたる事案が含まれている。特に「議案第12号」では、富士見市の一般会計補正予算が中心となり、歳出の中の各項目について詳細な質疑が行われた。
伊勢田幸正委員は、予算に計上されている市道第72号線について、具体的な発注の時期に関する進捗状況を確認。道路治水課の厚澤淳一道路治水課長は、契約は済み、工期は年度内までとの見通しを示したことから、さらに質疑が続いた。加えて、減額補正が繰り返されている土地区画整理事業の状況についても質問がされ、飯島圭太まちづくり推進課長は、合意形成の重要性を強調した。
加賀分科会長は、全体的な進捗を見守る中、特に環境保全や市民サービス向上への意識が強く感じられた。環境課の村木保之環境課長は、廃材処理に関連した質疑に答え、無害化処理が行われることを明言した。
全体として、各議案の詳細な審査が行われ、市民の期待に応えた予算案が提案されているとの認識が示された。特別会計に関する議案も同様に、公共事業に向けた準備が進められていることを示唆していた。
また、地域活性化を促進するために、企業誘致や交通整備などが前向きに進められる方針も示され、それに伴う施設の整備が期待されている。特に企業誘致については、近隣市町からの問い合わせが増加している状況があると情報提供された。今後、この動向を踏まえた進展が望まれる。