令和3年第5回総務分科会が開催され、重要な議案が審査された。
この日の議題は、補正予算に関するもので、特に一般会計や国民健康保険、後期高齢者医療に関する内容が中心であった。分科会長の深瀬優子氏は、開会の挨拶の中で、議案の重要性を強調した。
最初に議案第83号の令和3年度富士見市一般会計補正予算について質疑が始まった。関野兼太郎委員は、職員厚生事業に関する具体的な情報を求めた。職員課長の高橋哲広氏は、厚生事業の公務災害関連において3件の事例を挙げ、治療費や休業補償について説明した。特に交通指導員が交通中に骨折したことが記載され、入院や手術を要した経緯が報告された。
議案第84号では国民健康保険特別会計の補正について、斉藤隆浩委員が医療費増額の要因について質問した。保険年金課長の柏木隆治氏は、過去に比べて医療費が僅かに増えていることを述べ、コロナ禍による受診控えが影響していると指摘した。他にも、通常の医療費が増加する傾向にあることが報告されている。
最後に議案第85号の後期高齢者医療事業特別会計補正予算については、質疑が無く終了した。今後は各議案は予算決算常任委員会で採決される予定である。