令和3年第2回富士見市議会定例会が開かれ、多くの重要議案が審議された。主に監査委員や固定資産評価員の選任、また各事業会計についての議案が討議された。
最初に、監査委員の選任についての議案が提出された。この中で伊勢田幸正議員が「議選監査委員の欠員の期間を短縮する検討について」質問したところ、総務部長の古屋勝敏氏は、議員選出監査委員の選任は通常6月定例会で行ってきたと述べた。そのため、臨時会での提案は難しかったと説明した。
次に、富士見市固定資産評価員の選任が承認された。また、専決処分の報告について議長が尋ねたところ、市長の星野光弘氏は、最新の損害賠償額を定めたことを議会に報告した。これに対して佐野正幸議員が、損害の発生がどの程度の過失によるかを質疑した。
議案総括質疑の中では、伊勢田議員が「キャンセルの発生した修学旅行の損害賠償について、今後の対策と市民への影響がどのようにあるのか」と質問し、教育長の小林正剛氏は、各学校が新たな計画に基づいて修学旅行を検討すると答えた。