令和６年第１回定例会が、平成29年度から続いた新型コロナウイルスの影響を脱し、開催されました。会議では、さまざまな議題が取り上げられ、「放課後の子どもの居場所づくり」、「乳幼児健康診査」などが特に注目を集めました。
市政一般質問では、「放課後の子ども居場所づくり」について、山下 淑子議員が発言を行いました。彼女は、家で留守番をする子どもたちが増加している現代において、放課後児童クラブや地域子ども教室の充実が求められていると訴えました。その中で、新座市の「ココフレンド」事業を例に挙げ、富士見市でも見習って新しい居場所づくりを積極的に行う必要性があると強調されました。
また、「乳幼児健康診査」については、山下淑子議員が早期発見の重要性を強調しました。健康診査は、こどもの成長を見守り、疾患を早期に発見するために欠かせないとされる中、富士見市の実施状況が議論されました。特に、１か月児と５歳児に対する健診の必要性や、充実した支援が求められることが指摘されました。
続いて、「高等教育の修学支援」問題についても言及されました。特に大学や専門学校の受験費用が家計負担を増す中で、受験生の経済的支援が求められています。
「AED」に関しても記載があり、特に学校等への設置状況が焦点となり、緊急時の即時利用が可能な体制が求められています。
加えて、能登半島地震の影響を受け、本市においても災害に対する備えや、災害廃棄物に関する体制の見直しが推奨されています。特に、市民の安全を確保するための施策の強化が求められました。これらの議題を通じて、議員達は共働き家庭の子どもたちへの支援が求められ、そして今後の富士見市の発展に向けた重要な議論が展開されました。