令和2年第3回富士見市議会定例会が、9月1日午前9時30分に開会した。
初めに、議長の篠田剛氏は、議会運営委員会からの報告を受け、今定例会での市長提出案件が、議案24件、報告6件、諮問2件の合計32件であることを明らかにした。
続いて、市長の星野光弘氏が所信表明を行い、新型コロナウイルス感染症対策と地域経済活性化の重要性を強調した。特に、コロナ禍における緊急支援策について言及し、「全国で先駆けて特別給付金を給付した」と述べた。
一方、議長は、新型コロナウイルス感染拡大防止の対応策についても説明した。状況に応じて議員の座席を間隔をあけて配置し、発言時には元の席に戻ることとする方針が採られる。
さらに、日程第1「議席の変更について」では、勝山祥議員の議席が8番から18番へ変更された。議席の指定に関しては、新たに当選した小泉陽議員が議席番号8番に指定された。
会期は、9月1日から9月28日までの28日間と決定され、市長の所信表明後に提出案件の公表が行われ、計32件の案件が示された。
また、議会に提出された陳情は、常任委員会に付託されることになり、特に注目されるのは、富士見市の発展に向けた各種条例の改正案である。市の将来を見据えた議案として、教育、福祉、環境など多岐にわたる内容が含まれており、議会は真剣な審議を進めることになるかと思われる。
この後、議案内容の説明や質疑応答が行われる予定であり、今定例会は今後の富士見市の発展にとって重要な意味を持つものとなることが期待されている。