令和2年第4回定例会は12月8日に開催され、市政一般質問が行われた。
この日は深瀬優子議員が新型コロナウイルスの影響を受ける文化芸術振興に関する質問を行った。彼女は、文化芸術が市民の心に与える影響を強調し、支援策を市に求めた。特に、市民文化会館キラリふじみの役割強化を訴え、他市の先進的な支援策を参考にした具体的な施策を提案した。
また、富士見江川をめぐる環境問題にも言及し、水質の現状やごみの不法投棄に対する市の対応を問いただす姿勢が光った。環境を守るための取り組みを求める発言は今後の市政に大きな影響を与えることが期待される。
他の議員からは低い投票率への懸念が表明された。特に20代から30代の投票率向上のための施策提案や、投票所の利便性向上についての議論が盛り上がった。投票率の改善に向けて、市の選挙管理委員会の取り組みが今後期待されるところ).
加賀奈々恵議員は、富士見市における多胎児家庭への支援策は厚く求める声を反映するものであった。ここでも特に医療面での支援が必要であると強調し、制度の必要性に迫るような質問を展開した。また高等学校等の金利補助制度についても質問し、制度の見直しが浸透することを期待している様子が見受けられた。
この議会では、様々な支持層からの声が政策に反映されることが重要であり、行政側での取り組みや、市民との連携がますます必要とされることを実感した。市民が直面する問題を解決へと導く機会が設けられたいと望むものである。
市長は最後に、市民の皆様がこのような施策に関与し、参加できるという喜びが継続することが理想であると述べた。今後も議論の中で市民と共に歩む姿勢が貫かれることが期待される。