令和3年第2回富士見市議会定例会が、6月1日に開会し、全21名の議員が出席した。議長の斉藤隆浩氏の宣告により、本日の議事が開始され、会期の決定や議案及び陳情の取り扱いに関する重要な事項が協議された。
まず、議会運営委員会委員長の田中栄志氏は、5月26日に行った議会運営委員会の報告を行った。新定例会で提出された市長関連の案件は、議案15件と報告7件の合計22件となることが確認された。個人情報保護の観点から、総務部長の古屋勝敏氏が報告第2号において取扱いに十分配慮するよう強調した。
市政一般質問には19名の議員が通告し、質問日は5日間に分けて行うことが決まった。この間の質問者は、初日5人、2日目2人、以降は各4人とすることが議論された。
また、陳情11件については、所管の常任委員会及び議会運営委員会への付託が決定された。その中には、富士見市議会における「中華人民共和国による人権侵害問題に対する調査及び抗議を求める意見書」の提出要請などが含まれている。
会期は、6月1日から6月23日までの23日間と決定した。会期中は常任委員会の活動や市政一般質問が行われ、特にコロナウイルス感染症対策についても議論される見込みである。議員の席にはパーティションが設置され、通常の形態に戻すことが確認された。さらに、議場の換気対策は強化され、本会議中にサーキュレーターを利用することも決まった。
議長は、初日の日程に従い議事を進行し、議案の朗読を省略することが確認された。最終日には、質疑、討論、採決などが行われる予定である。議会運営に対する議員の協力が求められる中、円滑な議事進行が期待されている。