令和3年第4回建設環境分科会が9月13日に開かれ、重要な議案が審議されました。特に、令和3年度の一般会計補正予算は、富士見市の未来を見据えた議題の一つとして大きな焦点となりました。
補正予算の中では、文化・スポーツ振興課の第2運動公園トイレ改修に関する質疑が注目されました。「トイレを更新し、男女別にし、洋式を導入する」との説明に対して、利用者からの声をどのように反映させるのかが問われました。さらに、勝山祥委員は「清掃についての懸念」も指摘し、トイレの利用状況を踏まえた効果的な清掃方法について意見を述べました。鈴木誠文化・スポーツ振興課長は「利用者の声をもとに清掃体制を見直していく旨」を答えました。
議案第64号、66号の都市計画事業の補正予算も審議され、『鶴瀬駅東口及び西口の土地区画整理事業について』細かい進捗状況の確認と質疑がなされました。特に、多くの委員からは進捗を報告した小林愼一鶴瀬駅周辺地区整備事務所長の説明に対し、 地権者との交渉状況も含めた、今後の問題に関する意見が多く見受けられました。
加えて、新型コロナウイルスの影響に伴うイベント中止による補正予算の編成もありました。文化・スポーツ振興課長は「今後も適切な時期に対応していくこと」を強調し、地域行事の大切さを訴えました。また、雑多な内容の中で誤解のないよう、重要な取り組みについて十分な説明を行っていました。
委員からの指摘で進展が見られた形の、改善提案も含まれており、今後の取り組みへの期待が高まっています。特に、地域活性化に寄与する取り組みがさらなる発展を期待されます。