令和2年第1回富士見市議会定例会が、3月13日に開催された。
本会議では、議会運営の報告や追加提出された議案についての説明が行われた。
議長の篠田剛氏は、会議が成立していることを確認し、開会を宣言した。
議会運営委員会の委員長である田中栄志氏は、3月2日、6日、11日に開催された委員会の報告を行った。
まず3月2日には、市政一般質問の取り下げが通告され、日程を休会とすることが決まったと述べた。
また田中氏は、新型コロナウイルスに対して市の対応に関する説明の必要性が提起されたことを強調した。
次に、3月6日の委員会において、議員提出議案素案が確認された。
この結果、市長の専決処分に関する改正案と意見書が確認された。
特に、尾崎議員と根岸議員の意見書が重複していることが指摘され、調整が求められた。
さらに、3月11日には新型コロナウイルス関連の緊急質問に関する協議が行われ、質問項目や質疑の手順が決定された。
各会派の質問はくじにより決まり、さらに議案の公表と説明が行われることとなった。
市長の星野光弘氏は、議案第33号の補正予算について柔らかい回答を行った。
この補正予算は、医療給付費の増額を図るもので、全体の金額は7,000万円の増加が見込まれているという。
市民生活部長の清水昌人氏も補正内容の詳細を説明し、高額治療が相次いで発生していることを説明した。
説明の結果、医療費の支出が想定を上回っていることが明らかになった。
本日はここで散会となり、次回の日程として、16日には議案調査を休会し、17日は午前9時から議会運営委員会が開催される。
出席議員たちは今後の議案審議に向けて、それぞれの準備を進める考えを示した。