令和３年度の予算関連会議が開催され、特に注目されたのは富士見市の一般会計予算、国民健康保険特別会計予算、後期高齢者医療事業特別会計予算の審議である。様々な質問が提出され、回答が行われた。
一つ目のアジェンダは「令和３年度富士見市一般会計予算について」で、会議に参加した今成 優太分科会長は、予算編成が厳しい状況にある中で、特にコロナウイルスの影響について言及。清水 昌人市民生活部長は、税収が影響を受けていることを認め、特に法人市民税の低下を挙げた。コロナ禍の影響は前年度だけでなく、今後の年度についても続く懸念があるとのことであった。
次に「令和３年度国民健康保険特別会計予算について」の議論では、住民に対する特定健康診査が無料化されることが決定された。健診を受けることが医療費の抑制にもつながるとの考えから、受診率向上が求められる。今成市長は、周知方法として納税通知書に告知を入れるなどの対策を検討する考えを示した。
会議では健康マイレージ制度も話題に上がった。この制度は県によるものであるが、富士見市独自の要素も取り入れた形で進行しており、健康への意識を高める効果が期待されている。特に参加者数の増加を見込む中、地域住民に向けた周知活動の強化が求められている。
また、保険年金課は、後期高齢者医療の関係者に対しても親身な対応を続けていく姿勢を顕にしており、経済的に困難な状況にある高齢者を支援するために、滞納者に対しても丁寧なアプローチを進める方針を打ち出している。これにより、各テーマでの議論が活発に展開された。