令和2年第2回富士見市議会定例会が開催され、議題に上るとともに幅広い議案が討議された。特に注目すべきは、富士見市議会議員の報酬及び費用弁償等に関する条例改正の提案である。議第10号議案について提案理由を述べたのは、関野 兼太郎議員で、新型コロナウイルス感染症の影響で困難を強いられる市民への支援を強調した。具体的には、議員報酬を2020年7月1日から減額する内容であり、賛同者には津波 信子議員や今成 優太議員が名を連ねた。この提案は全員賛成により可決され、生活が困窮する市民への手助けとなる意義が強調された。
次に、審議されたのは、教育現場で重要な役割を果たす「情報教育推進事業」である。この事業により、GIGAスクール構想が導入されることになり、すべての児童生徒に1人1台のタブレット端末が配布され、児童生徒の自発的な学びを支援する施策が講じられることになる。教育委員会は、この施策が特にオンライン授業における活用を促進し、自らの学びを深める児童生徒の育成につながると述べている。