令和元年第2回総務分科会が開催され、主に富士見市の予算に関する議案の審査が行われた。
分科会では、議案第55号として令和元年度富士見市一般会計補正予算の審査が中心に据えられた。この補正予算には、防災関連の施策が盛り込まれており、特に学校区の防災連絡会への補助が焦点となった。
川畑勝弘副分科会長は、防災連絡会への補助金についての具体的な活用方法を質疑した。これに対し、落合一志安心安全課長は、補助金の概要について説明を行った。この助成金は、一般財団法人自治総合センターが提供するもので、特定の団体への支援となる。今回は、つるせ台小学校区の防災連絡会と水谷東3丁目の女性消防隊が対象となり、それぞれに必要な機材の購入が認可されている。
また、委員の斉藤隆浩氏は、他の防災連絡会への助成金に関する周知方法について疑問を呈した。落合課長は、現在は相談に基づいての紹介を行っており、今後の周知努力についても言及した。今成優太分科会長は、各団体のニーズに応じた慎重な助成が必要であると確認した。
さらに、津波信子氏は、助成金の上限について質問し、落合課長がそれぞれの助成枠を詳述した。この助成金は年に1回の申請が基本であり、申請金額は10万円単位で交付される。集計された午前中の質疑応答により、議案審査が終了し、今後は予算決算常任委員会での採決が予定されている。
会議は午前10時に開会し、わずか9分後には閉会が宣告された。会議録の調製は分科会長に委任されることとなった。