令和3年第4回定例会が12月10日、富士見市議会で開催された。市政一般質問では、主に新型コロナウイルス対策、スポーツ振興、鶴瀬駅東口の整備、交通安全対策に関する質疑が行われた。
最初の質問は新型コロナウイルス関連の対策について。「これまでの対応にはどのような反省点があるか」と根岸操議員が問う。健康福祉部長の鈴木貴久氏は、「感染者の累計が2068人に達し、基本的な感染予防の徹底が功を奏した」と説明。
次に、今後の取組に関して、鈴木氏は「第6波に備えるため、感染防止策としてマスク着用を引き続き呼び掛けていく」と述べた。また、ワクチン接種率は85.6%に達したが、「副反応に悩まされる方も少なからずおり、健康被害救済制度が利用可能」とも強調された。
スポーツ振興については、部活動の状況を問う議員に対し、学校統括監の小林正剛氏は、「自発的参加による部活動の意義が強調される」と述べ、感染対策を厳守しつつ活動再開に向けた姿勢を示した。