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富士見市議会定例会で不登校支援や土地利用の改善が議論される

富士見市議会第4回定例会では、空き家対策や不登校支援、市道整備、マイナンバーカード普及などがテーマに取り上げられました。
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令和4年第4回富士見市議会定例会は、12月13日に開催され、さまざまな市政に関する質問が行われた。

議議運営委員会委員長の田中栄志氏は、12月12日に行った議会運営委員会の報告の中で議員提出議案素案について述べた。特に意見書案として提出されたものの調整が必要であり、最終期限は12月16日であることが強調された。

次に、議題に移り、市政一般質問が行われた。公明党の篠原通裕議員は、空家や空地対策について質問をし、所有者不明の土地が急増している現状を懸念した。健康福祉部長の鈴木貴久氏は、空き家の実態について答え、626件の空き家が確認されており、その分類や対策を講じていることを説明した。

また、山下淑子議員は不登校支援に関する質問を行った。本市の不登校児童生徒数は、直近で小学校41名、中学校70名となり、特別支援学校については確認されなかった。大東市の不登校支援モデルを参考にし、生活環境へもアプローチする考えが示された。学校の不登校児童に対しては、個別指導や家庭学習支援が行われ、地域の市民団体とも連携している。

田中栄志議員は、鶴馬・水子地域周辺の都市計画道路整備について言及した。特に水子鶴馬通線については、国道463号線から県道ふじみ野朝霞線の水谷1丁目交差点までの区間が整備中で、用地取得と詳細設計が進められているとのこと。また、富士見橋通線の整備についても触れ、地域住民との連携が進められているが、多くの課題も抱えている。

最後に、マイナンバーカードの普及促進についての質問も行われた。本市の申請率は45.8%であり、全国平均に及ばないことが明らかになった。施策として、カード取得者に対する優遇措置や市民への周知が今後の課題として挙げられた。市長は、この問題に対して力を入れて対応する意向を示した。

今回の定例会では、多岐にわたる市政の現状と課題が浮き彫りになり、今後の取り組みについて多くの要望が寄せられた。

議会開催日
議会名令和4年第4回富士見市議会定例会
議事録
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