令和5年第2回定例会が6月9日に開かれ、多様な議題が討議された。特に、市制施行50周年を受けた記念事業や、新庁舎建設などが議論の中心となった。
市長は、50周年記念事業について詳細を報告し、「コロナ禍でも多くの市民に楽しんでいただけた」と述べた。特に、音楽イベントや市の歴史を振り返る企画などが評価されたとのこと。さらに、「市民との関わりが新たなつながりを生んだ」との思いも表明した。
また、富士見市の花である「ふじ」のPRについては、市内各所に藤棚を増設する考えが示された。市としても、これを通じて市の魅力を高めていく意欲を見せている。藤棚の設置は、市民の憩いの場にふさわしい取り組みとして期待されている。
さらに、富士見お散歩マップへのベンチ設置に関しては、市としても必要性を認識しているものの、現在のところ公園内の施設を設ける制約がある旨が述べられた。この計画については、今後の議論に委ねられることとなった。
次に防災行政無線の発信方法についてのストレスが報告された。夜間の発信に関しては、市民の安全を考慮しているため制限があり、よりクリアで聞き取りやすい音声への改善が求められている。
また、自転車走行時の安全対策も話題に上った。ヘルメットの着用が業務として重要との認識を示し、市では広報活動を強化していることが強調された。