令和3年第3回文教福祉分科会が6月9日午前11時36分に開会され、主要な議案の審査が行われた。
議案第48号である「令和3年度富士見市一般会計補正予算(第3号)」が中心議題に上がった。
審査においては、特に子育て世帯への生活支援や新型コロナに伴う教育支援が焦点となっている。
熊谷麗委員は子育て世帯生活支援金の申請条件に関して質問し、回答を得た。ソースによると、必要な申請を行なうのは、令和3年1月以降に家計が急変した非課税世帯が対象。
また、コロナ禍で収入が変化した世帯に対し、これらの情報提供がかつてない位に重要であると強調された。
また、子育て支援課の渋川富美枝課長は、広報として多様な手段を使用する意向を示したが、情報の周知方法に対して大々的な支援策はなかなか難しいと述べた。
そのため、SNSの利用や市の掲示板の活用が求められた。
大学生や高校生の支援も議論され、教育課長の石井勝博氏は修学旅行のキャンセル料支援についての見解を示した。
彼は、教育委員会が保護者の負担を少なくする方向で動き、キャンセル料の補償を行うことを確認した。
熊谷委員は、キャンセル料補償の具体的な根拠や政策の位置づけについて問いただし、事務局としても今後の対応を検討していくと答えた。
このように、広範な議題にわたり質疑応答が続いた。全体として、事務所への申し込み方法も郵送や来庁と多様で、特に困難な状況の世帯に向けた支援が求められる。今後もこの方向性について継続した議論が期待される。
議案に関する質疑は終了し、詳細な採決は後日行うことが確認された。会議は午前11時59分に閉会した。