令和3年第1回定例会にて、市民への生活支援と安全・安心を届ける施策が議題に上がった。
本会議では、まず昨年施行された国の令和2年度第3次補正予算に関連した施策が報告された。特に、経済構造の転換や、国土強靱化などが施策の柱となり、富士見市では市民の声に応えたきめ細やかな取組が進められる予定だと総合政策部長の水口知詩氏が述べた。
さらに、生活支援の強化も重要なテーマとして浮上。特に新型コロナウイルス感染症によって影響を受けた市民に対し、福祉相談窓口を設置し、生活困窮者への支援を行っている点が強調された。また、ハローワークとの連携もあり、相談者には雇用や生活面での手厚いサポートを提供する意向が示された。
次に、雇用支援策として新設されるセーフティネット強化交付金の活用が語られる。自殺防止策、特に新型コロナウイルス感染症による影響を受けた心の支援が強調され、精神的健康についても継続的な支援が必要であるとする期待が寄せられた。
また、コロナ禍での生活支援の重要性から、職員体制の強化が求められ、この点についても議員から詳細な質問が相次いだ。市民への支援を行う職員は現在時差出勤やテレワークを行いながら、一人ひとりに寄り添った支援を行っている。
さらに、行政組織改正に伴い、サービスが分かりやすく継承されること、さらには職員の能力が適切に向上されることが求められている。各課の連携や職員ミーティングを通じ、市民に届くニーズの把握とその解決に向けた行動が必要となる。
最後に、びん沼自然公園について、市としての公園整備が進む中で地域の活性化が期待されている。特にパークゴルフ場が開設され地域住民が積極的に参加できるような施策が求められ一体的な運営が引き続き議論される。在るべき公園の施設として、子供たちや家族が楽しむ場を整備することで市民サービスの向上が期待される。このように、様々な取り組みが進行中であることが強調された。