令和6年第3回文教福祉分科会において、主に補正予算や新型コロナウイルスワクチン接種に関する質疑が行われた。
議案第51号について、篠原通裕副分科会長が新型コロナウイルスワクチン接種スケジュールと対象者を質疑した。
健康増進センター所長の山崎陽子氏は、対象者は65歳以上の高齢者及び60歳から64歳の障がい者であると答えた。
さらに自己負担料金が3,000円であることについての質問もあり、これは国が示した3,260円に基づいているとし、調整の結果だと説明した。
議案第56号では専決処分の承認が行われ、質疑なしで終了した。
木村邦憲委員は市民福祉活動センター維持管理事業における消費税の扱いについて言及した。
福祉政策課長の須藤秀喜氏が、社会福祉法に基づいて消費税が非課税であることを説明した。
また、感染症等予防対策事業については、健康被害給付金の申請が7件あり、そのうち3件が給付開始されると報告された。
木村委員は学校給食事業でのグランドケトルの修繕について質疑し、1台のみの交換であることを確認した。
江口総介学校給食センター所長は、通常の保守点検を行い、老朽化した備品について計画的に修繕を行う方針を説明した。
以上の議案は、予算決算常任委員会での採決が予定されており、次回の計画が確認された。
文教福祉分科会は、各議案の質疑を通じて市民福祉の向上を目指し、多様な施策について議論を重ねている。