令和3年第5回建設環境分科会が12月9日に開催された。
議題には富士見市の一般会計補正予算が含まれ、その中で新型コロナウイルスの影響を受けたオリンピック関連事業の減額補正についても議論された。
特に、伊勢田幸正委員は、東京2020コミュニティライブサイト開催事業の減額補正を取り上げ、その理由を質疑した。
合意の上で中止された同事業において、新たに発生した業務委託費用は約340万円となるが、国の費用負担ではなく市の一般財源から支出されることが強調された。
次に、公園整備事業に関する質疑が行われ、びん沼自然公園整備事業での5億7,000万円の減額補正の内訳が明らかにされた。その内訳には公園管理施設やパークゴルフ場に係る費用が含まれる。小川匠副分科会長は工期延長の理由として、関係機関との調整が必要なためだと述べ、マネジメントの重要性を指摘した。
加賀奈々恵分科会長は、事業の進捗状況について確認し、治水上の懸念についても議論され、工期延長に関する懸念が示された。事業の進捗課題には河川区域内での調整が含まれ、このために工事の着工が遅れたことが関係者から報告された。
さらに、委員らは補正予算の必要性を強調し、運営・管理の持続可能性を考慮しつつ、指定管理者の選定や準備には時間が重要であると確認した。
最後に、鶴瀬駅周辺の整備事業や、各議案の討論と採決は予算決算常任委員会で行われることが確認された。