令和元年9月6日、富士見市議会第3回定例会が開会した。
会議では、平成30年度の富士見市下水道事業会計継続費精算報告書、公益財団法人キラリ財団の決算および債権の放棄に関する議案が審議された。
市長の星野光弘氏がこれらの事項について報告し、今後の市の施策について意見交換が行われた。報告の中で、星野市長は「下水道の運営と維持管理の重要性」を強調し、地域社会の生活基盤を支える役割について精度を高める必要があると述べた。
次に、公益財団法人キラリ財団決算については、教育部長の林みどり氏が説明を行った。
「平成30年度の決算は収益事業の増加が見られ、多くの市民に利用されている」と述べる一方で、伊勢田幸正議員が求める自主財源確保に関する取り組みの充実を求めた。
このように、キラリ財団の決算は市民の文化活動に寄与するものの、さらなる自主財源の拡充が課題として浮上した。
さらに、興味深いのは、議案における常任委員会への付託、議会が合理的で円滑な運営を図るために、議案を適切に審査し、速やかに結論を得ることが重要視されている。
議案の内容が長大であるが、常任委員会へ付託されることで、専門的な知見を活かしつつ議論がなされる方針が示されている。これにより議会の機能がより一層確かなものとなる。
議議題の最後には、閉会中の所管事務調査についても議論がなされ、今回の議会での重点的な議題が数多く交わされたことが印象に残った。特に地域振興施策や予算運営については有益な意見が多数寄せられ、議会の更なる進化が期待される。