令和3年12月8日に開催された丹念な生活・福祉分科会では、予算の補正が議題として取り上げられ、重要な議案が議論されました。
本日の主要議案としては、第75号議案の一般会計補正予算が挙げられます。分科会長の伊藤美枝子氏はこの議案に関する質疑を開始し、特に国庫支出金について質問がありました。大築守委員からは業務委託料が前年度と比べどのように変わったのかという指摘があり、具体的な内容や関連費用について金子学保健センター主幹が説明しました。
また、第76号議案や第77号、78号に関しても質疑が行われ、国民健康保険特別会計や介護保険に関する補正予算についての詳細が明らかにされました。この中で、金濵高顕副分科会長は新型コロナウイルスワクチン接種のプロセスに関しても触れ、どのように市民に情報が届くのか、その方法に疑問を呈しました。
川畑京子委員は高齢者等ごみ出し支援事業について意見を述べ、当プログラムがさらに多くの市民に利用される可能性について言及しました。このプログラムは高齢者や障がい者の方々が自分でゴミ出しを行うことが困難な場合のサポートを目的としています。現時点で利用者数が増加していることが報告され、そのために補正予算が必要である旨が述べられました。
それに続き、子育て支援に関連した議案でも質疑が交わされ、特に放課後児童クラブ管理運営事業に関する予算が例として挙げられました。統計によると、助成金の増加に伴い、必要な人員を確保するために予算を調整する必要があるとの説明があり、市内の子どもたちのための施策がより充実していくことが期待されています。
このように、ふじみ野市のインフラや福祉に関する議案が多岐にわたって慎重に審査され、議員たちの活発な意見交換が行われる場となりました。分科会長は、すべての議案を終了し、分科会の審査結果報告書の作成を一任する確認を行い、無事に会議を終えたことが報告されました。