令和3年12月20日、ふじみ野市議会は第4回定例会を開催した。多くの議案が提出され、重要な施策についての討論が行われた。
初めに、埼玉県後期高齢者医療広域連合議会議員選挙の結果報告があり、中野和信蓮田市長が当選したことが伝えられた。次に、令和3年度ふじみ野市一般会計補正予算(第7号)についての審議が行われ、予算・決算常任委員会の報告を受けて原案が可決された。
続いて、令和3年度一般会計補正予算(第9号)、ふじみ野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、介護保険特別会計補正予算(第2号)などについても同様に可決された。各議案に関して、議員からは手数料変更理由や補助金の使途についての質疑があり、活発な討論が行われた。特に、新型コロナウイルス影響下での市税収入の増減については重要な関心事となっている。
さらに、ふじみ野市立西小学校の校舎改造工事についても辞論が交わされた。この議案では、追加的な補修工事が必要とされ、安全性の確保が再確認された。これにより、廊下の手洗い場の水栓の変更も含まれている。
また、道路の新たな認定についても複数の議案が提出され、すべてが可決された。これには地域住民からの様々な意見が反映された。
特に注目されたのは、戦没者の遺骨等を含む土砂の埋め立てに関する意見書。多数の議員がこの問題に関し意見を表明し、国に対して適切な措置を求める声が高まった。議会の取り組みが市民の関心を集めている。