令和6年6月のふじみ野市議会定例会が開会された。
議席の変更が行われ、議席が再編成された。
議長の島田和泉氏は、議席の変更をお諮りし、異議なしとの声を受けて変更を決定した。これにより、古越孝子議員は4番議席に移動する。
続いて、会議録署名議員の指名が行われた。民部佳代議員、床井紀範議員、塚越洋一議員が指名された。
次に、議会運営委員長の小林憲人氏が、次期議会の会期及び会期日程に関する調査報告を行う。
報告によると、本定例会の会期は本日から6月21日までの19日間とされる見通しだ。市長からの報告に対する質疑の方法も報告され、質疑応答が円滑に行われる体制が整備された。
また、市長あいさつでは、高畑博市長が地域社会の治安や災害対策について触れた。特に金属盗難や地震に対する備えについては、市民の財産を守る緊急性が強調された。市長は警察との連携強化や災害時の迅速な対応に向けた体制整備を約束し、今後の水害対策訓練についても言及した。
市長はさらに、新型コロナウイルス感染症の影響から回復してきた地域の様子を見て喜びを表し、地域イベントの再開についても歓迎した。市と市民が協力し、地域コミュニティの活性化に全力で取り組む姿勢を示した。また、高畑市長は報告したい案件として、令和5年度ふじみ野市一般会計継続費繰越計算書ほか20件の議案を提案し、審議をお願いした。
議員派遣や各種報告についても触れられ、5月17日に実施した埼玉県市議会議長会第2区議長会定期総会への派遣についての認知も得られた。議案の詳細な説明が今後行われる予定で、議会の運営は順調に進む見込みである。
本定例会はすべての議題を終了し、次回の議会が強調される形で散会した。