令和4年第3回ふじみ野市議会定例会において、市政に対する一般質問が行われた。
議員たちは、市民生活や制度改革に関連する多様なテーマを取り上げた。
まず高齢者支援の強化について、川畑 京子議員は高齢者見守りネットワーク事業の現状を問うた。
市内の115事業者が参加し、毎年83件の異変が報告されたことから、地域での見守り活動の重要性が強調された。
また、休日や夜間における支援体制については、警備室への通報システムがあるが、さらなる周知が求められている。
これに対して米村芳一総務部長は、今後も関係機関との連携を強化する考えを示した。
次に、災害時の自主防災組織に関する質問もあり、市民が互いに声をかけ励まし合うことが重要であるとの認識が共有された。
川畑議員はさらに、マスクをつけられない方のためのカード配布を提案した。
マスク着用の難しさを周知するため、周囲の理解が必要であるとの意見も出た。
文化施設のホール利用に関しては、二十歳の集い、中学校合唱祭等での利用計画について質問があり、今後の施設運営における調整が重要であることが確認された。
防災訓練の継続的な実施についても言及され、今年度は女性の視点を取り入れた訓練が予定されていることが報告された。
市はまた、ステッカーの見直しやGPSの活用についても検討中であり、厳しい状況の中でも柔軟に対応していく意向を示した。
市内公園の開発や整備の要望も寄せられ、特に新しい住宅地近くでの公園整備が求められている。