令和3年6月1日、ふじみ野市議会は第2回定例会を開催した。
出席議員21人が集まり、議会は成立した。
最初の議題では、会議録署名議員の指名が行われ、西和彦議員、川畑京子議員、伊藤美枝子議員が名を連ねた。続いて、議会運営委員長の小高時男議員は次期議会の会期や運営について報告を行った。
これによると、会期は本日から6月21日までの21日間とすることが決定された。
続いて、高畑博市長が登壇し、挨拶を行った。市長は新型コロナウイルス感染症の影響に言及し、特に変異株の増加が懸念される状況を説明した。
さらには、ワクチン接種が進む中で、今後の感染対策についても言及した。
特に、ワクチン接種が75歳以上から始まっていることや、今後の市による取り組みにも期待が寄せられた。
そして、諸報告として、地方自治法に基づく意見書の処理結果や、社会福祉法人ふじみ野市社会福祉協議会の評議員候補者の推薦について報告がなされた。
本市議会が担当している様々な業務が着々と進められている様子が伺えた。
また、この日は議案の上程も行われられた。第31号から第52号までの議案が一括で議題とされ、各議案の内容について市長が提案理由を述べた。特に新型コロナウイルス対策を含めた補正予算が重要視された。
議会運営委員会から提出された議案の中には、議会規則の一部改正に関する内容も含まれており、多様な人材の参画を促進するための規則改善が求められている。
さらに、議長職が空席となる事態が発生し、小林憲人議長が辞職し、後任の選挙が行われた。新たに議長に就任した西和彦議員が、議会運営の継続を誓った。副議長も立候補者の中から川畑京子議員が当選するなど、議会の運営において重要な役割を担うメンバーが選ばれた。
それに加え、常任委員と議会運営委員の選任もなされ、議会の機能強化が図られた。