令和2年12月、ふじみ野市議会の第4回定例会が開催された。
本定例会では、会期が12月16日までの21日間に決定し、次期の議会運営が議論された。
議会運営委員会副委員長、大築守議会運営副委員長は、会期日程の詳細をタブレットに配信し、各議員が確認できるようにした。特に、新型コロナウイルス感染症対策として、報告第29号に関する質疑が行われ、報告内容について異議は提出されなかった。
市長のあいさつでは、高畑博市長が新型コロナウイルス感染の現状について警戒を促した。市長は、「感染確認事例が増加している」「市民への緊急メッセージを発信した」と強調した。特に、感染防止のための利用制限についても触れ、今後の対策に注目が集まっている。
さらに、いくつかの専決処分に関する報告があり、報告第30号から報告第32号の質疑では発言はなかった。これらは損害賠償や裁判に関する件であった。審議にあたって、調査結果に基づいて行われることとなり、議員たちは慎重に対応している印象を受けた。
この日の議案審議では、議会議員の報酬改正を含むいくつかの重要な条例案が提案された。具体的には、議会議員の議員報酬の改正や市長、副市長の給与改正、職員の給与に関する条例改正が審議された。議長、小林憲人は質疑を受け付けたものの、特に異議はなかったことを報告した。
議案は次々と可決され、出席議員の賛成が多数を占め、議会は円滑に運営されていった。議会の終了時には今後の予定が告知され、次の議会が進められる準備も進んでいる。