令和6年9月6日、第47号議案である「令和6年度ふじみ野市一般会計補正予算」や第51号議案「令和5年度ふじみ野市一般会計歳入歳出決算の認定」の審査が行われた。
会議では、市民活動推進部の星野 光協働推進課長が補正予算の詳細を説明し、特に自治組織のデジタル化に向けた支援が注目されている。 自治組織への補助金が増加し、特に今年度のデジタル化進展に関する支援が期待されている中で、加藤 恵一委員からは、パソコン導入のスケジュールや運用について具体的な質疑が行われた。 それに対し、星野課長は今年度中に30台、来年度には残り29台の導入を予定していると答えた。
続いて文化・スポーツ振興課の吉村 敏世課長からは、文化芸術活動の実績についても報告された。 特に「花いっぱい運動推進事業」について、地域の美化に貢献していることから、市の取り組みの重要性が強調され、さらに発展する方向性が示された。この運動は、市民とともに協力し進めていくことが重要であるとされ、他の自治体でも同様の成功事例があることから、教訓を得ることも提案された。
また、環境課の坂本 心太郎課長からは「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術推進事業」の進捗が説明された。 21頭の猫が手術を受けたことが示されたが、動物病院との連携が不足している点に課題が残されている。 そして、環境センターの管理運営についても、PDCAサイクルを導入し、今後の環境施策をより進めていくべきだとの意見が出された。
警備員資格に関しては、日本水泳振興会の職員とアルバイトがプール監視に関わっており、全員が応急処置訓練を受けているとされた。安全面においての評価が高く、万全な体制が敷かれているとの報告もなされた。
結局、本会議では財政状況や地域活動促進の具体的提案が多数出され、特に自治組織への支援強化や市民活動のさらなる普及についての取り組みが重要視されたことが強調される結果となった。