令和5年9月7日に開催されたふじみ野市生活・福祉分科会は、令和5年度の各種補正予算を中心に議論を交わした。
本分科会では、第61号議案として令和5年度後期高齢者医療事業特別会計補正予算の専決処分の承認を求めることが審議された。質疑においては特に問題が指摘されず、承認される運びとなった。次に、令和5年度一般会計補正予算の第62号議案も審議されたことがメンバーより報告された。
さらに、第63号議案から第65号議案にかけて、国民健康保険や介護保険に関する特別会計補正予算についても質疑が行われた。参加者の中から「高齢福祉課における補正予算の使途について月次の詳細報告を求める声もあがり、高齢者医療に対する関心の高さが伺えた。特に板倉 篤委員が、介護保険特別会計の増額を指摘し、補正予算の透明性が必要と意見を述べていた。
また、生活・福祉分科会では子育て支援や障がい者支援に関する予算も取り上げられ、「いきいき福祉基金寄附金の活用を通じた地域づくりの推進」といった新たな視点が話題に上ったと報告されている。具体的には、子育て支援課において設けられた新たなプログラムについても説明があり、子供の未来を支えるための様々なアプローチが重視されている。
総じて、議案審議はスムーズに進行し、各委員からの多様な意見が交わされたことが印象的であった。今後もこのような充実した議論が続き、地域課題の解決に向けた具体的な施策が期待される。