令和4年第8回予算・決算常任委員会の総務・教育分科会では、令和3年度ふじみ野市一般会計歳入歳出決算が審議され、重要な案件がいくつか報告されました。
特に注目すべきは、証明書のコンビニ交付システム導入による市民利便性の向上です。現在、住民票の写しや印鑑証明書の交付が非常にスムーズになっており、「情報・統計課長の上原久和氏が、住民票の写しの交付が8.05%、印鑑証明書で8.88%、税証明で4.97%という実績を得たと報告しました。」と述べました。これにより市民の利便性が大いに改善されているとのことです。
また、マイナポイントの予約・申込支援業務についても報告があり、こちらは1年間で5,380件の制度説明を実施し、さらに5,715件の手続きが支援されたとのことでした。これに対して島田和泉委員は、マイナポイント事業の好調を前向きな材料として評価し、今後の支援の充実を求めました。
さらに、振り込め詐欺防止対策機器購入費補助金も重要な案件として議観されました。この予算で47万2,200円の補助が行われ、高齢者への啓発活動を通じて、振り込め詐欺防止に寄与しています。この件に関計画している施策をさらに強化する必要性が提案されました。
最後に、公民館や地域文化財の保護に関しても多くの意見が出され、成人式や地域の文化財に関する新しい活用策について意見が交わされました。特に、「社会教育課の永倉秀雄氏が計画している地域包括的な文化財整備」との提案がより一層の支援を求められました。