令和6年第1回ふじみ野市議会定例会が開催され、
市政についての重要な議論が展開された。
本会議は、午前9時30分に島田和泉議長によって始まり、出席議員は20名で、
定足数に達し議会が成立した。
最初の議題では、加藤恵一議員、小林憲人議員、
山田敏夫議員が会議録署名議員に指名された。
続いて、議会運営委員長の小林憲人氏が、
次期議会の会期について報告し、会期が3月21日までの25日間と決定した。
高畑博市長は、市長あいさつの中で、
地域の災害復興への取り組みを強調。
昨年発生した能登半島地震を取り上げ、
議員らの義援金活動や、職員の避難所運営支援業務について感謝の意を表した。
また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月探査機スリムの成功や、
新型コロナに関連した社会の変化についても触れ、
今後のまちづくりに向けた希望を語った。
生活・福祉常任委員会による視察調査報告では、
大分市と中津市での子育て支援施策に関しての詳細が報告された。
特に、大分市での給付金制度が印象に残った。
意見書の処理結果および議員派遣についても報告され、
後期高齢者医療広域連合議会議員選挙では、
岡崎和広議員が当選したことが伝えられた。
会議では市長から提出された27件の議案に関して、
施政方針が一つの焦点となり、会期内に質疑を行う旨が確認された。
市長は令和6年度の施策における重点プロジェクトを示し、
市民との協働を強調。“子供優先のまちづくり”の理念のもと、
まちづくりや地域活性化のための具体的な施策を提案した。
最後に、市長からの提案理由に基づいて、
議案が提出されることが確認され、議会は閉会した。