令和4年第7回予算・決算常任委員会生活・福祉分科会が、9月8日にふじみ野市議会で開かれた。
会議では、令和4年度の一般会計補正予算や国民健康保険特別会計の補正予算など、重要な議案が審議された。特に、第73号議案である一般会計補正予算では、予算の見直しが行われ、地域の福祉政策の充実が図られることとなった。
伊藤美枝子分科会長は開会時に、「本日の議題は福祉施策の将来に関わる重要なもので、十分な議論を期待する」と述べた。その後、各議案に対して質疑が行われ、様々な意見が事務局から出された。
特に注目されたのは、放課後児童クラブでの給食サービスに関する議論である。金濵高顕副分科会長は、この新しいサービスの導入について、「保護者の負担軽減にも寄与しており、非常に良い施策だと思う」とした。
さらに、障がい福祉課長の川島美紀氏は、障がい者支援について、「寄附金を活用した新たな支援策の充実に向けて、今後も活動を続ける」と強調した。特に、視覚障がい者支援としての寄附金は、非常に大きな意味を持つとした。
また、日々変動する社会情勢に鑑み、福祉サービスの柔軟な運営が求められるとの意見も多く見られた。特に新型コロナウイルスの影響に関しては、事業の進行が難航する場面もあり、この日もコロナ対策に基づく意見交換がなされた。
会議の最後に、伊藤分科会長は総括し、「本日の審議を通じて、市民が安心して暮らせる環境づくりに期待が寄せられることを確認できた」と述べ、会議を締めくくった。
今後、これらの議案はふじみ野市議会での承認を経て、実行に移される見通しである。