令和４年第２回ふじみ野市議会は、主要な議案を承認し、閉会した。
議会では、令和４年度一般会計補正予算や税条例等の改正についての議論が行われた。これには、特に住民税非課税世帯への特別給付金支給や、子育て世帯への生活支援が含まれ、議員の間で積極的な意見が交わされた。
第60号議案として提案された令和４年度一般会計補正予算（第２号）は、新型コロナウイルス対応や物価高騰に絡む施策を支えるもので、議員の賛成多数で了承された。賛成討論では、「市民生活の安定に向けた必要な措置」として評価され、多くの議員がその重要性を訴えた。
また、議第３号の条例案も承認され、地方公共団体情報システムの標準化が求められた。提出者の伊藤美枝子議員は、「標準化が行われることで効率化が進む」と述べ、意見書の採択を求めた。
市立鶴ヶ丘小学校の大規模改造工事に関する第71号議案も可決され、近藤善則議員からは、古い建物の改修に際する注意点も強調された。議会では、工事の安全性や資材調達の影響についての懸念も表明され、慎重な進行が求められた。市長の高畑博氏は、各議案の可決に感謝し、議会運営の円滑化に期待を寄せた。
このように、議会は市民の生活支援に向けた多くの重要な議案を通過させることができ、一定の成果を見せた。今後も、市としては市民の生活安定と経済活性化を図り、迅速かつ適切な支援策を展開することが重要である。