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令和4年度ふじみ野市予算で教育・ICT施策を強調

ふじみ野市の議会で令和4年度一般会計予算が審議され、教育やICT施策の強化が確認された。
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令和4年3月1日、ふじみ野市議会にて、総務・教育分科会が開催され、令和4年度一般会計予算が議題に上がった。

出席した委員は、市長の民部佳代分科会長をはじめ7名であり、予算案の各項目について質疑応答が行われた。特に注目されたのは、電子計算費に関する坪田敏孝委員の質問だ。坪田委員は、ICT管理運営事務に関し、CIO補佐業務委託料の新規の計上について質疑した。情報・統計課長の上原久和氏は「デジタルトランスフォーメーションに関する推進方針を作成した」と返答し、オンライン化の進展を強調した。さらに、国からの補助制度についても、「当該経費は特別交付税の措置を受ける」と述べた。

一方で、財産管理費について議論も行われ、伊藤初美委員は庁舎総合管理業務委託について質疑した。資産管理課長の大野仁志氏は、新年度に向けた準備に関する見積もり方法を詳細に説明した。また、定期的な見積もり更新が3者から行われている点も触れられた。「包括管理業務は新年度から本格化する見込みだ」とし、大野氏は今後の展望についても述べた。

子どもたちの教育環境の改善に向けた予算も重視され、特に学校給食方針については、桑子恵美学校給食課長が費用や事務の流れについて報告。全ての学校において口座振替の方法が普及している中、現金支払いの選択肢も持たせることが重要だとの意見も出た。

さらに、いじめ見逃しゼロの連絡協議会については、伊藤委員が「特に中学生のネット上でのトラブルが増加している」と指摘し、学校側の対応が求められた。学校教育課長の清水篤史氏は、「学び育ちサポーターが個別対応を行っていることが重要である」と強調した。

総括的に、これらの質疑応答を通じて、ふじみ野市はデジタル化、教育支援、また安全な学校環境づくりに注力していることが証明された。全体として、令和4年度予算は多岐にわたり、市民と密接に連携する形で効率的かつ効果的な施策が進行していると評価された。

議会開催日
議会名令和4年第3回予算・決算常任委員会総務・教育分科会
議事録
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