令和5年3月、ふじみ野市議会の市民・都市分科会において、補正予算案と一般会計予算案が審議された。
市民・都市分科会では第1号議案の令和4年度ふじみ野市一般会計補正予算第8号が中心に討議された。この補正予算案では、土木費負担金に関する質疑があり、塚越洋一委員が道路橋りょう費負担金の減額について質問。道路課の宮崎光隆課長が、土地取得の進捗や新型コロナウイルスによる影響を説明した。
次いで、鈴木美恵委員から文化・スポーツ振興課の文化施設使用料の減額理由についての質疑が。吉村敏世課長は、収入見込みの減額と寄附金の影響を述べた。
さらに、令和5年度の新規事業では環境教育を重視し、エコラボフェスタの実施予定や、スズメバチ駆除費補助金の新設が報告された。市が推進するゼロカーボンシティ宣言に基づき、再生可能エネルギーの導入や市民参加を促進する方針が強調された。特に太陽光発電設備導入の推進で、公共施設への設置可能性を調査する計画がある。
七夕まつりでは、竹飾りがイベントの中心であり、観光協会への補助金が増額され、実行委員会との連携に期待が寄せられた。市職員が竹飾りを制作するなど、積極的な関与が求められている。