令和3年第1回ふじみ野市議会定例会が開かれ、会期が本日から3月18日までの25日間と決定された。この会議では、高畑博市長から挨拶があり、新型コロナウイルス対策や地域の未来に向けた施策が強調された。
特に注目を集めたのは新型コロナウイルスワクチン接種の取り組みである。高畑市長は、ワクチン接種の迅速かつ円滑な進行に向ける体制を整備していると述べ、早期接種の重要性を強調した。市は2月1日にワクチン接種推進チームを設置し、準備を進めている。
会期内の審議では、令和3年度の一般会計予算も審議予定であり、予算規模は414億7,813万5,000円と前年度とほぼ同等の内容となっている。市長は、これにより持続可能な行財政運営を目指す考えを示した。
また、ふじみ野市議会委員間討議実施要綱についても承認された。この要綱は、議会や市民間の意見交換を促進することを目的としている。
今後、感染防止対策に留意しながら、議論が進む見込みである。特に市長からは、議会運営委員会報告に基づき、各会派が一つの目的に向かって協力し合う姿勢が求められるとの発言があった。