令和3年9月6日に開催されたふじみ野市議会の総務・教育分科会では、令和2年度の一般会計歳入歳出決算についての審査が行われた。
今回の会議では、教育及び関連事業の決算に関する質疑が特に多く、島田和泉委員が教育費の明細書に関連した質問を行った。
教育総務課長の工藤淳氏は、エネルギー管理講習の受講料負担金が省エネ法に基づく経費であることを説明した。
この講習を受けるのは教育委員会の職員であり、定期的な人事異動を考慮しながら、エネルギー管理者を配置する方針を強調した。
次に、島田委員は校内通信ネットワーク整備業務委託料に関して、その内容や進捗状況を確認した。
学校教育課長の清水篤史氏は、ネットワークの回線構築や機器設置が全ての学校で年度当初に終了したことを報告した。これにより、デジタル教育環境が整備され、授業への導入が進んでいると述べた。
また、特別支援学級の増設に関する質問が加藤恵一委員から寄せられた。
清水氏は、地域に密着した支援を目指し、昨年度は3校に4学級を新設したことを説明した。
特に、保護者からの子供の教育環境に対する好評の声を取り上げ、今後も設置を続ける方針を示した。