令和2年3月の定例市議会では、重要な議題が取り上げられました。
議事は会期変更から始まりました。
直近の新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、会期は3月17日から12日までに短縮されることが決定しました。
次に、市政に対する一般質問が行われました。
伊藤初美議員は、さまざまな重要な問題について質問を提起しました。
その中でも、特に高齢者あんしん相談センターの増設が注目されます。
伊藤議員は、2025年に団塊世代が後期高齢者となるため、センターの増設が必要と訴えました。
市側の担当者は、現在の圏域が適切であるとの見解を示し、ただし今後の早期の検討を続ける意向を示しました。
続いて、違法駐車対策に関する引き続きの議論も行われました。
伊藤議員が駅西口周辺の交通安全について指摘し、特に送迎車両の違法駐車が横断者の視界を遮る危険性を強調しました。
市は、その都度市民からの情報提供をもとに対応を行う方針を確認しました。
また、就学援助制度の拡充についても議論がありました。伊藤議員は、卒業アルバム代の援助追加やクラブ活動費の引き上げを提案しました。
市は、経済的負担を軽減するための努力を続ける意向を示しつつも、現段階での制度変更には慎重な姿勢を示しました。
こども医療費助成についても、18歳までの対象拡大の必要性が述べられました。
医療費助成を高等学校3年生まで拡大する提案は、実施された場合の財政的影響を懸念する声と現状の説明が交わされました。
公民館の利用については、一般の利用者にとって利便性を高めるための意見が交わされました。
新しい利用時間区分の設定に関して、議論がなされ、利用者の意見を反映しつつ改めて考慮していく姿勢を示しました。