令和6年3月1日、ふじみ野市議会第1委員会室において、総務・教育分科会が開催された。
議題には、令和5年度ふじみ野市一般会計補正予算(第8号)及び令和6年度ふじみ野市一般会計予算が上がり、出席した委員たちは両議案について質疑応答を行った。
初めに、川畑京子分科会長が議案を声明した。第1号議案では、歳入歳出予算補正中、市税や国庫支出金などが承認される過程が説明された。税務課の梶隆一税務課長は、個人市民税が増額されている主な要因について、給与所得者の調定見込みが上回っていたと説明した。
また、国有提供施設等所在市町村助成交付金については、舩津誠財政課長が、地方財政計画の伸び率を参考にした負担条件の変更が背景にあると述べた。床井紀範委員からの具体的な明細書に基づく質問に、舩津財政課長は応じ、減価償却の価格減と工作物の更新による影響を説明した。
令和6年度予算に関連して、川島秀男委員が提示した減額理由には、定額減税やふるさと納税が影響しているとされ、税務課長は各要因を分けて説明した。また、地域経済に関連した状況も解説され、法人事業税の見込みに関する質疑も行われた。
議論の中で、委員たちは予算の各細目に対して具体的に質疑を行い、財源としての交付金についても確認を行った。特に、物価高騰対応のための補助金について、経営戦略室の水上勝室長が取り組み状況を説明し、今後の施策に期待感を持たれた。
なお、議案の審議は続行の必要があり、次回の分科会へ持ち越されることとなった。最後に、川畑分科会長が本日の会議を終了する旨を告げ、午後3時59分に閉会の宣告を行った。